税金の支払いは、最近はいろいろな方法でできるようになりました。
金融機関や税務署へ行って支払う方法の他、インターネットバンキング、クレジットカード、スマホアプリ、コンビニ納付などで支払う方法があります。

ただ、相続税の納付方法は、納付書で納付することが多いです。
相続税を納付書で支払う方法をご紹介します。

納付書とは

相続税を支払う納付書とはこんなものです。
左上に(納付書)と記載されています。

納付書

納税する金額が記載された通知書で税金を納税したことはあっても、自分で金額を記入する納付書を見るのが初めて、という方もいらっしゃるでしょう。
相続税の申告のお手伝いをしていると、納付書で税金を支払うのは初めてという方も多いです。

相続税の申告は、申告書を提出した後、税務署から通知書が送付されるというわけではありません。
納税が必要な方が、ご自分で納税手続きをする必要があります。

納付書をもらう場所

納付書は、最寄りの税務署で受け取ることができます。
支払う税務署でなくても構いません。
税務署の窓口で、支払う税務署と税金の種類を伝えると、税務署名と税目を印字した納付書を渡してくれます。

相続税を支払う税務署は、原則、被相続人(亡くなった人)の住所を管轄している税務署になります。

「〇〇税務署(被相続人の住所を管轄している税務署名)の相続税の納付書を〇部お願いします」というと、税務署名と、税目に「ソウゾク」と印字した納付書を渡してくれます。

相続税を支払う人につき、1枚必要です。

納付書に記入して金融機関で支払う

納付書に必要事項を記入して、納付書、預金口座をお持ちの金融機関の通帳と印鑑を持って、金融機関の窓口に行って支払います。
その金融機関の預金口座から相続税を支払います。

相続税の支払いは大きい金額になることもあります。
預金口座から支払えば、現金を引き出す必要はありません。

納付書で税務署で支払うこともできますが、その場合は現金を持っていくことになります。
預金口座をお持ちの金融機関での支払いをおすすめしています。

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