自分が亡くなった後、財産が残ったとしたら、社会に役立ててほしい。NPO法人、公益法人、学校法人などの非営利団体へ寄付したい。
そんな想いをもった人が行う遺贈寄付をご紹介します。

遺贈寄付をする理由

遺贈寄付をする人は、なぜそうしようと考えたのでしょうか。

  • 社会貢献したい
  • 相続人がいないので、国に財産がいくより非営利団体へ渡したい
  • 応援したい非営利団体がある
  • 自分の親が遺贈寄付していたから

この他にもいろいろあると思います。
「自分の親が遺贈寄付していたから」というのは、とても素敵だと思います。
親の想いが子どもへ伝わり、さらに、次の世代へつながっていくのを感じます。

自分の想いを次の世代へつなぐ

遺贈寄付は、もし財産が残ったとしたら自分が応援したい非営利団体へ寄付します。
寄付を受けた非営利団体の活動を通じて、自分が実現したい想いを実現する方法です。

大切にしたいのは、自分が遺贈寄付をすることによって、周りの人にも想いが伝わっていくことです。
身近な人が遺贈寄付をすると、そのような想いがあったんだと心に残ります。

遺贈寄付をする方法

遺贈寄付をする方法は、大きくわけて次の3つです。

  1. 遺言による寄付
    財産の全部または一部を、非営利団体へ寄付することを、遺言書で残します。
  2. 相続財産の寄付
    相続人へ、口頭、手紙、エンディングノートなどで、相続財産の全部または一部を寄付してほしいことを伝えます。
    相続人が、相続した財産の全部または一部を寄付します。
  3. 信託による寄付
    信託銀行などとの契約によって、財産の全部または一部を非営利団体へ寄付することを信託目的に定めます。

これらの3つ以外にも、死因贈与契約による寄付もあります。
遺贈寄付に関心があれば、これらの方法を考えてみてはいかがでしょうか。

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