相続の専門家と言われる人はたくさんいます。
相続の困りごとを相談したいとき、どんな専門家がいるのかご紹介します。
相続に関わる専門家
相続に関わる専門家とは、次のような人たちです。
- 税理士
- 司法書士
- 弁護士
- 行政書士
- 不動産鑑定士
- 土地家屋調査士
上記にでも６つあります。上記の人たちは、士業と言われます。
士業以外にも、銀行、証券会社、不動産会社なども、相続の相談窓口になっているときもあります。
また、相続〇〇とつく資格も最近はいくつかあります。
困りごとによって相談先がちがう
困りごと・相談したい内容によって、相談する専門家が変わってきます。
- 遺産分割で、相続人の間で話がまとまらない。争いになっている。
→弁護士 - 不動産の名義変更をしたい
→司法書士 - 相続放棄をしたい
→弁護士、司法書士 - 遺言書を作成したい
→弁護士、司法書士、行政書士、税理士 - 相続税がかかるのか知りたい、相続税の申告を任せたい
→税理士 - 相続税の節税を知りたい、贈与をしたい
→税理士 - 相続手続きに必要な戸籍謄本などの書類を集めてほしい
→司法書士、行政書士、税理士 - 土地の境界を確定したい
→土地家屋調査士 - 不動産の適正な価値を知りたい
→不動産鑑定士
相談内容がいくつかあるときは、それぞれの専門家を自分で探さなくてはいけないのか？
そんなことはありません。
相続を扱っている専門家は、他の専門家と提携しています。
他の専門家に依頼した方がいいとき、他の専門家にも入ってもらって一緒に解決したときがいいときは、他の専門家を紹介してくれます。
例えば、税理士に相続税や贈与税の申告を依頼したとき、
不動産の名義変更は、その税理士と提携している司法書士を紹介してくれます。
専門家をどうやって探すのか
相続について相談したいとき、どうやって専門家を探せばいいのか。
例えばこんな方法があります。
- 身近に専門家がいれば、その人に相続に詳しそうな専門家を教えてもらう
- 知り合いに専門家を利用したことがある人がいれば、その人に教えてもらう
（自分で事業をしている人なら専門家を利用している可能性が高いです） - インターネットで探す
- 士業団体（税理士会、司法書士会、弁護士会など）に連絡して、紹介してもらう
- 銀行や不動産会社に紹介してもらう
紹介されたときも、紹介された専門家に必ず頼まなくてはいけないことはありません。
紹介された専門家と話してみて、相談しやすいか、信頼できそうか、をご自分で判断してご依頼されることをおすすめします。
相続、贈与についてご相談を承ります
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